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ヘアカラーが原因で白髪に!?



ヘアカラーが原因で白髪になる可能性はあります。


しかしカラーの仕方やお手入れによって予防出来たり白髪になり始める時期を遅らせる事が出来ます。



すべてのカラー剤が原因ではなく過酸化水素を使用する「酸化染毛剤」で起こる可能性が高くなります。

美容室のヘアカラーの8割以上が過酸化水素を2剤で 使用する酸化染毛剤が使用されています。

黒髪を茶髪・金髪などに明るくするカラーは100%酸化染毛剤です。

また家庭用のカラー剤(サロンドプロ・シエロ・ビゲンスピーディーカラー・ブローネ・サロンドプロ等)も過酸化水素を使用した「酸化染毛剤」です。




ヘアカラー(酸化染毛剤)をする事で白髪になるメカニズムをご説明します。



正常な毛根

これは毛根のイラストです。

毛髪は毛根下部に毛母細胞と色素細胞のメラノサイトがあります。


まず毛母細胞により色素がない状態の毛髪(白髪)が作られます。


次に色素細胞のメラノサイトが毛髪内部にメラニン色素を植え付けていき黒髪になり毛穴から出てきます。


毛髪は1本の毛が成人男性3~5年・女性5~6年で生え変わるヘアサイクルがあります。


ヘアサイクル

女性の場合約6年目で毛髪は毛球の退化・退縮が始まる退行期に入ります。

この時、古くなった毛母細胞と色素細胞メラノサイトは毛球にくっ付いて抜けていきます。


3~4カ月の休止期の後 毛乳頭の周りに新しい毛母細胞と色素細胞メラノサイトが集まり新しい毛髪を作り始める早期成長期に入ります。



この時新しい色素細胞メラノサイトの種のようなものが毛根と毛穴の中間部のサブバルジ領域にある色素幹細胞によって産み落とされ毛根下部に移動し毛乳頭付近で大きくなりメラノサイトに変化し毛髪内部にメラニン色素を植え付けていきます。








この生え変わりのタイミングで 毛穴から過酸化水素などの活性酸素が侵入し サブバルジ領域にある色素幹細胞アタックをかけるとサブバルジ領域で色素細胞(メラノサイト)になってしまいます。


成長した色素細胞は大きくなっているため本来いるべき毛乳頭付近には移動できません。


この位置では毛髪内部にメラニン色素を植え付けることが出来ません。


結果メラニン色素を作る組織を失った毛乳頭は、髪を作る毛母細胞だけが働き髪はメラニン色素を持たない白髪となって伸びてきます。


この状態の毛根は次の生え変わりの際も毛母細胞付近にメラノサイトが発生することは難しく以降「白髪」のみ生えてくる毛根になると考えられます。


以上のことから


プレフェレでは酸化染毛剤を使用した全てのお客様には過酸化水素・活性酸素・アルカリ剤を除去するトリートメントを必ず致しておりますのでご安心ください。

(料金内に含まれております)


ホームカラーをされている方に過酸化水素・活性酸素除去するトリートメント(業務用)

アルカリ剤を除去するトリートメント(業務用)の2種類のトリートメントを販売いたしておりますのでご相談ください。


*老化・ストレスによる白髪予防は、別となります。


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