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酸化染毛剤を使うと白髪が増える?その真実を解説!

preferee

更新日:2月14日

こんにちは!今回は、髪染めに使われる「酸化染毛剤」と白髪の関係についてお話しします。

よく「染毛剤を使うと白髪が増える」という噂をYouTubeやSNSなどで耳にしますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

科学的な観点や髪の仕組みから詳しく見ていきましょう!





酸化染毛剤とは?

酸化染毛剤とは、主に業務用や市販されている白髪染めやファッションカラーに使われる染毛剤の一種です。

このタイプの染毛剤は、酸化剤(通常は過酸化水素)と染料成分を混ぜて髪に塗布することで、髪の内部まで色を浸透させ、長持ちするカラーを実現します。

髪の内部構造に作用するため、鮮やかな色や持続力が得られる一方で、髪や頭皮への刺激が強いと感じる方も多いです。


以前までは、


酸化染毛剤を使用したことが直接的に白髪を増やすという科学的な根拠はありません


遺伝や加齢によるメラニン色素の減少やストレスや生活習慣が、原因であると言われてきました。


しかし、現在20代や30代の女性の方の白髪が、とても増えてきております。

遺伝や加齢によるメラニン色素の減少やストレスや生活習慣だけが、原因とは言えないと思います。

18歳ごろから「ファッションカラー」「ブリーチ」を始める方が増えています。

カラーを始めた結果、徐々に以下の現象が、起きることが分かって来ました。




活性酸素(過酸化水素など)が毛根や色素幹細胞にダメージを与え、結果として白髪が生じるという考えに基づいた科学的な根拠。


過酸化水素と毛根環境

過酸化水素は細胞内でも自然に発生する物質であり、通常は体内の抗酸化酵素(カタラーゼなど)によって分解されます。

しかし、加齢やストレス、外部刺激(染毛剤、紫外線など)によって抗酸化酵素の働きが弱まり、過酸化水素が蓄積すると考えられています。

この蓄積がメラノサイトや色素幹細胞にダメージを与え、正常な働きを妨げる可能性があります。



サブバルジ領域の色素幹細胞

毛根の「サブバルジ領域」に存在する色素幹細胞は、毛髪の色を決定するメラノサイトのもとになる細胞です。

この幹細胞が活性酸素によって傷つくと、メラノサイトの生成能力が低下し、新しい毛髪にメラニン色素が供給されなくなります。



一度損傷した幹細胞の修復困難性

損傷を受けた色素幹細胞が再び正常な働きを取り戻すことは難しいとされています。

つまり、一度ダメージを受けた毛根は以降「白髪しか生えない毛根」となる可能性が高い。


以前の「ヘアカラーが原因で白髪になる」記事


そこで、プレフェレで行っているケアアドバイスは!


抗酸化ケアの重要性

抗酸化物質(カタラーゼ・ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなど)を含むアフターカラートリートメントを使い頭皮や毛髪に残った活性酸素を減らすことで、毛髪ダメージ・白髪予防を行ってています。



頭皮ケア

染毛後は、刺激を受けた頭皮を適切にケアすることが重要です。

低刺激のシャンプーを使用し、頭皮の保湿やマッサージを行うことで健康な毛根環境を維持できる処置を行っております。



染毛剤の選択

酸化染毛剤ではなく、ヘナやカラートリートメントやヘアマニキュアなどの低刺激な染毛方法に切り替えるともアドバイスしております。



ただし、酸化染毛剤が直接的に白髪を増やすかどうかについては、個人の頭皮環境や使用頻度によるところが大きいです。

白髪予防には、頭皮ケアと健康的な生活習慣、そして染毛剤の使い方に注意を払うことが重要です。

白髪とうまく付き合いながら、健やかな髪を保ちましょう!

 
 
 

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