今年もまだたくさんある未踏の山に挑戦したいと思っております。
今年初登山は、塔ノ岳初日の出登山に挑戦してきました。
その体験を皆さんにお届けします。

登山の計画と準備
塔ノ岳は神奈川県に位置する丹沢山系の人気スポットで、標高は1,491m。初日の出スポットとしても有名です。
登山口は複数ありますが、今回は最もポピュラーな「大倉尾根」ルート、通称「馬鹿尾根ルート」を選びました。
持ち物:
防寒着(フリース・ダウンジャケット・手袋)
ヘッドライト(夜間登山必須)
温かい飲み物(保温ボトルにお茶やお湯)
行動食(エネルギーバー、チョコレートなど)
登山靴と軽アイゼン(冬季は凍結の可能性あり)
出発時間
初日の出は午前6時50分ごろだったので、山頂に間に合うように深夜3時30分に大倉登山口をスタートしました。

登山開始
夜中の登山は少し緊張しましたが、ヘッドランプの明かりを頼りに、静かな森の中を進んでいきます。足元には落ち葉が敷き詰められ、踏みしめる音だけが響きます。
登山道はしっかり整備されていますが、暗いので慎重に進む必要がありました。
気温は0℃を下回り、吐く息が白くなるほどの寒さでしたが、歩き続けていると体が温まってきます。
約2時間ほど歩いたところで「花立山荘」に到着。ここで一息つきたかったのですが、明るくなり始めてきたので先を急ぎました。

山頂で迎える初日の出
山頂に到着したのは午前6時40分。多くの登山者約200人ぐらいが既に集まっており、それぞれがシートを敷いたり、防寒対策をして日の出を待っていました。
徐々に空が明るくなり始め、東の空がオレンジ色に染まる瞬間は感動的でした。そして、ついに太陽が顔を出すと、周囲から「おめでとう!」という声と拍手が!

西側を見ると朝日に照らされた富士山の美しいシルエットもくっきり見えました。新年の始まりにふさわしい、壮大な景色でした。

下山と振り返り
初日の出を堪能した後は、再び大倉尾根を下山しました。下りは登り以上に膝に負担がかかります。途中、道中で出会った登山者同士で新年の挨拶を交わすなど、心温まる交流もありました。
無事に大倉登山口に戻ったのは午前10時半ごろ。程よい疲労感とともに、達成感で満たされました。

まとめ
塔ノ岳の初日の出登山は、新年のスタートにぴったりのアクティビティでした。夜間の寒さや場合によっては、凍結への備えが必要ですが、それ以上に得られる感動が大きいです。
もし来年の初日の出をどこで迎えようか迷っている方がいれば、ぜひ塔ノ岳を検討してみてください!
それでは、皆さんの一年が素晴らしいものになりますように。
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